― 図書館前 ―目覚めた、というかたたき起こされ気分よ。[折角ひっそりと生活してたのに。 肉だって羊の肉とかで我慢してたのに。 異常なまでの空腹に襲われる。 にんげんがたべたい。 平穏に暮らしていければそれでよかった。 けれど。 もう、仕方ない。 我慢なんて出来ない。](人狼伝承なんてお伽話だと思ってたんだけどね。)[そもそもここにいるのだから目覚めるもなにもないだろう。 なんて笑っていたけれど。 …まさかこうなるとは、笑えない。]