>>*27その声…アイゼンシュタイン少尉か。いや、礼はブラオクヴェレ大尉に。こっちは大分人数減ってたんでな…。[工兵隊との合流後、聞こえた声に、一端瞬く。声の感じから、相手が誰だかはすぐ分かった。というのも西寮ウサギ狩り《サバト》事件の印象がでかかったからだ。]無事で何よりだ。斥候隊が帰ってくるまで、もう少し持ちこたえるぞ。橋を壊す準備は出来ているか。[朝になれば溶けるとは知っていたが、なるべく早く橋の破壊が必要と判断していたからだ。]