そうだったのか?! いや、……よく私食べられなかった。 あーでも、もし食べたいと言われてたら どうなったかは分からないな。 信じてくれて、有難う。 そして、ごめん。 運命を覆すことは出来なかった。[そうしていつ目覚めるとも分からぬ 眠りについて。 けれど彼が嬉しいことを言ってくれるから 腕に伸ばしたその手を滑らせて ぎゅ、と彼の手を握りしめる。 彼の笑顔に笑顔を返して]