っ、く…!!![こらえ切れず漏れ出た声は、けれどすぐに、ぐ、と噛み締める歯がそれ以上を遮って。ぎり、と受け止めたままだった長柄を、一歩あえて下がってみせて拮抗を乱す。体勢を崩すまでは至らずとも、生じた緩みは私の腕を横に薙ぐ程度の余裕は稼いでくれただろう*]