人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【赤】 柊の護花 コンスタンツェ

[蓮魔が、護花を中心に円を描いて移動すれば、無数の紅い蓮花>>*24が宙に浮かぶ。
 雪原上に水走らせ滑る蓮魔は目で終えるが、穂先を下に斜めに構えた侭身動ぎせず。
 群がる夏の紅蓮花は、冬を上書きせんとばかりに空間を掌握せんとしていた。
 蓮鈴の音は四方より聞こえるように反響す。]


 永遠に続く火は無く、
 陽が地平に落ちるよう何時かは熱失い、
 花が枯れゆき、冬の寒さに凍り付くもまた世の摂理。


[蓮魔が滑った後の水は飛沫も凍りついてゆく。]

(*31) 2015/10/05(Mon) 23:14:31

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