人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


【赤】 影雷鉤 ノトカー

[くねりと尾が揺れる。
足元から競り上がる影は二つ、ノトカーの傍でゆらゆらと揺れて。
一つはノトカーの目の前へと壁のように立ち塞がった]

懐かしいな、思い出しちゃうね。

[身体を散り散りにされたり、切り裂かれたりした記憶。
そのどちらにも、確固たる強い意志があった。
それはノトカーが形作るものが好むもの。
楽しげに言いながら、立ち塞がった影の後ろでもう一つの影がノトカーを包み込む。
突撃してきた旋風の中は見通しが利かず、ヤコブがどの辺りにいるかまでは判じ得ない。
ただ、風と言う概念から、渦巻く中央にいるだろうと推測はしていた]

(*30) 2017/05/03(Wed) 16:10:41

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