[扇がそのまま翻る翼>>*20へと変じる様というのは認識できていなかった。単に見ていてもそういうものだ。と、見たままは見たままに、典雅な翼を宿し、軌跡のように揺れる尾を、相棒である竜の素顔をただ愚直に見つめるのみ] そりゃそうだろう。 必要なのはともに戦うという意志があるかを示せるかどうか。だろ?[元は火傷するような辛さも、もう忘れた。自分を保護するように、己が術はできていないのだ。強き宣言は立ち向かう意志の顕れである]