[白い冬の結界は、あらゆる物を拒む。無闇に突入すれば、あの無数の氷にやられるだろう、けど] 何でここで止まってやんのかってな!![ダン!と強く地面を踏む、バキン!と舞台に張られた氷が割れる] うお らああああっっ!![強く跳躍して、生い茂る氷葉の生垣の上から氷華へ近づく。けど流石にムリだな。従華の身体能力でも、ただ跳ぶだけでこれは越えられない。だから重力に従う様に俺は、柊の葉群へ向けて落ちていく。このままだと串刺しなのがどうみても明らかだ]