人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


【赤】 韋駝天 ヤコブ

 おめぇにないもんで勝負しようと思ったら、こうなっただけだ。

[ふらつきながら起き上がる相手に、少なくないダメージを与えたことを見て取り口の端を持ち上げる。
 とはいえ彼とは違い、こちらには止血の手段はない。
 左肩から流れた血が、シャツを紅く染め、その内側の羽根が段々と重くなっていくのを感じた]

 はっ、そうさなぁ……。

[ノトカーの問い>>*18に目を細める。
 昼行性の鳥である自分は、夜目は利く方ではない。
 月明りが射し込むのみの薄暗い現状では、猫である相手に対し不利なのかもしれないが]

 ただ外に出るってぇのも芸がねぇ。

(*26) 2017/05/03(Wed) 12:09:25

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