[追い打ちをかけるのは、聞こえてくる笑うような響き>>*22
どんな想像をしていたのかという質問に、再度“蛇”に一瞥をくれた]
想像力が豊かで大変申し訳御座いません。
契約者が、この声の主達は危険な魔女だと言うものですから。
[その返答が、彼らに新たに加わったこの慇懃無礼な魔女が、“同胞”ではないと知らせている事実など知りはしない。
俺も人間なのだと返されれば、零れ落ちるのは彼を侮るような声]
……甘いですね。
[ふ、と密やかに笑う気配が声に紛れる。
――尤も、余裕ぶっこいたそれは、直後に「うわっ!」という慌てた声と共にぶつりと途切れるのだけれど*]