[ポニーテールの少女とマントの少年に合流する間際、再度聞こえてきたのは見知った声>>*20少しの間思案してから、双眸を細めて囁くような声を落とした]……セルウィンと申します。まさか、こちらの声がそちらに届くとは思いませんでした。[ちら、と“蛇”を睨むと、『お主の声が大きいからじゃ』と逆に非難された。だから気を付けろといったじゃろう、と暗に咎められているようで、セルウィンは眉根を寄せる]