しかし届けるのが大変だな。[体がでかかろうが、空には手が届かない。当たり前のことだ。そこに対して落胆などはない] まあそういう相手には、使わざるをえないな。[ドンっと音をたて、舞台を改めて揺れ、宙をまった石の破片を両手に掴み、腰を捻ると、振りかぶる。] 剛拳隕石![落下ではないという点を除けば、言葉通り、隕石のような勢いで、一投。二投。ヴィンセントめがけて、押し投げた*]