人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【赤】 聖蓮の花神 マレンマ

[氷柱に質量を削られた水刃は、護花の身に到達する前にあっさりと凍り付き、真っ二つに断ち割られて凍り付いた床に、キン、と冷たい音をたてて落ちた>>*19

おや、挨拶以外も出来るのだね、お人形さん。

[その結果は予想済みとばかりに、花神が笑みを浮かべるのは、真の余裕か、或いはただの強がりに過ぎぬだろうか]

まるで私の力を知っているかのような口ぶりだが…

[するりと、その身は横へと滑る。氷の上に水の軌跡、冬に支配されようとする空間の内、その軌跡さえ忽ちに白く凍り付いていくが、花神の操る水も尽きることなくその足元を濡らす。
氷の上に流れる水は、地面の上より抵抗少なく遥かに速く花神の身を奔らせ、護花の周囲に描こうとするは円の軌道]

(*23) 2015/10/05(Mon) 22:25:27

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