――わたしの……勝ち……?[雷鳥竜の翠の瞳と、己の藍白が向かい合う。 はきとした声が告げる>>*12のを、茫然とした面持ちで聞いて][直後、はっとしたように剣を引き、地に落とす。 意識薄れる様子を見れば慌てて支えようとするが、スマートにはいかずほぼ抱き着くような形になってしまうかもしれない。 それらの行動をこなしながらも、胸の内は喜びや安堵や、言い表せないもので一杯になっていって]