……主……いとし子殿。 してやられました。[紡ぐ響きは、変わらずどこか楽し気な響きを帯びる。それでも、その力が薄れているのは気取られるか] 刃振るう力を維持できぬやも知れません……が。 見届けの、務めは……なんとしても、果たします。[今のままでは、己が存在を維持する事は叶うまい。しかし、それでは己が主義に反する。だから、できる限りの事をするつもりだと。響きに乗せるのは、そんな思い。*]