生半可な攻撃では燃やされてしまう。[思考するように呟く巫女の頭上から、ばらばらと不自然なほど多量の葉が降り注ぐ。 枯葉ではなく、先まで葉脈より水を得ていた、或いは葉芽から急成長させられた青い葉。 更にその側面は、刃物の如く鋭くもある] ならば、この量ならどうです?[局地的な風に巻き上げられたように、青葉の山が浮き上がる。 巫女が杖にて敵のいる先を指し示せば、それは号令を受けたかのように修練者へ向けて殺到した*]