……はっ、大鎌とは。いつぞやを思い出す。[ソマリが視界に入り、彼の手にある大鎌を見遣る。あの時は奥の手を使い、2人掛りで下したものだが、今回はその手も使えない]…ま、これだけ奥に来りゃあ他を巻き込むこともねぇだろ。[2体のダミーで先行した2人を探した理由の一つを口にし、ディークは口端を持ち上げた]2枚足んねぇが…何とかするか。[ディークの周囲に浮かぶ10枚のカード。そのうちの1枚を弾き上げる]