私は叶うなら、冷や水でも浴びせてやりたい所ですね。[軽口にはそう返すも、直後樹の根に変化が生じる>>*11。 まるで言葉をそのまま実行したかのように、焔が根を包みあっという間に焼き焦がした。 そして相手の得物はそのまま旋回し、旗にも似た布部分が炭と化した根を飛ばす] くっ![咄嗟に後方へ跳び目を細める。 幸い目を潰されることは防げたが、見通せぬ視界の先より熱が生じた。 それは赤い光と破裂を生み、爆風となってこちらに叩き付けられる]