[広げたツェーザルの翼は闇夜の中でも輝いていた](宝石のいろ)[懐へと戻した、光の入り方で色を変える宝石。その宝石のままに現れたようなツェーザルの色は、メルヒオルの目を惹く]………![それ故に、急上昇したツェーザルの動きは見えていたのに反応するには遅れてしまった。振り抜かれる腕に合わせて放たれる光弾>>*14。正面から向かい来るそれに対し、メルヒオルはランスを持った右手を後ろへと引いた]