[あなたの名は? と、ヴァルターに問うことはない。記憶とともに、その名も浮かび上がってきたのだから]素敵ね。[ここで迎えた小さな仲間が名乗る声に、当人には見えないまでも微笑みを向ければ。>>*13この時間もいずれ終わってしまうという思いが、どこかで渦巻いた]