[ 身体中を暴れ狂う様な電撃に意識が戻った。バイクに引き摺られる様な、強引な横重力と浮遊感を感じる余裕もない。今、確実に意識が飛んでた。衝撃の瞬間の記憶がない] はっ、ぐ !?[右側の脇腹に感覚がない。俺の身体無事だろうな!?歯をギリリと噛み締めながら痛みを押し殺して、撃鉄を起こす。ガチャ!と景気いい音と共に、ガウン!と吹き飛んでいくままの体制から黒銃の銃弾を打ち出した**]