[サシャの問う声>>*12に、返されたのは和服姿の声らしいもの>>*13。
どうやら状況を理解してない様に聞こえた。
そして、人狼と告げるのは、先の聞き覚えのない声で。]
ほぅ……人狼、ね……。
だから、……か。
[何時かの、蟷螂の言葉がよみがえる。
「今は一人」、それがなぜか二人になった。]
手を出さないならって。
……そう言われても、正直信用できないんだが。
お前、和服のヤツの契約者?
そして……、そいつは一体なんだ?
[不可解な存在。
苛立ちに声は常よりも低い。
傍ら、蟷螂が落ち着け、と*呟いた*。]