[赤頭巾の奥に見える金の髪。赤と白のふわふわのワンピース。潤んだスカイブルーの瞳。 ある日、森の中。 狼さんに、 出逢った 。] ……――お仕置き、だ脅すように、言い訳をするように。道を外れ、薄暗い森の茂みの奥に、ソマリを連れていく](こいつにゃ首輪と手枷が必要だなァ……)[そんな事を考えながら。二人の、そんないつも通りの日常が今日も過ぎていく]