あとで、馬上槍戦なども見に行かないか。
すれ違いざまに、槍で互いの盾を砕く競技なのだが――あれは迫力だ。
障害やエンデュランス以上に馬との相性が重要でな。
ナハトフルーク号で挑戦しようとしたら、振り落とされそうになった事があるよ。
[くっく、と喉で笑った。
正式剣術一般はずば抜けて良い方とは言えないが、
実は逮捕術はじめ手段を問わぬ多対戦と、馬術はかなりの成績を維持している。
聊か残念そうに肩をすくめた]
参加者がもっと多ければ、参加してみたかったが。
面白い競技だが、毎年定員割れするのでな…。
[模擬戦やキマイラ戦の話題を交えながら、のんびりと寮への道を戻っていった**]