だが、シメオン。 お前は終いまで見届けよ《・・・・・・・・》。 この地を神の正義があまねく照らすまで、 その刃と共に見届けてあれ。 良いな。[その声色に感傷の響きが乗ることはない。 けれど僅か、珍しいことを口にしたとでもいうように、 響きはそれきりで一度途絶えた。*]