くぅ…![雷の力は水を走る、それは承知の上であったが、水柱を駆け上がる力は、花神の身を痺れに震わせた。更に、雷魚が尾を振れば、水柱もまた揺れて、地に雪崩落ちる]は…[落ち切る前に、ふわりと宙に舞い、花神は倒れることなく地に足をついたが、痺れはまだ残っていて、銀の牙の前に、僅かの間、隙を曝す事となった*]