[水の刃は雷神の力を帯びた刃に触れて、力一杯に跳ね返されると、ぱしん、と弾けて霧と散る。足止められた銀の獣が、次に選んだ牙は、リボルバー]銃か…[己の従華と同じ武器。その特性は、花神も理解している。故に、距離を取り、射程より逃れようと、足元に水の柱を噴き上げ、身を高みへと持ち上げた。その水柱に、電気玉が着弾する]