……またじんろーって、おい。[居場所問われても、答えるつもりはありません。続けられた言葉に、傀儡はこの契約者に問いただします。その声は、この声を共有する者にだけは聞こえてしまうでしょう。]「ごめいとうです、おじょうさん。 ああ、怖がらないでくださいね。あなたたちがこちらにてを出さぬかぎりは、こちらもあなたたちをきずつけることはないでしょうから。」[それは、もうひとりの男性へ向けての言葉でもあります。信用するかどうかは、彼ら次第ではありますが。]