くっそ、だたでさえ血が足りねェってのに、 俺を殺す気かこの糞野郎が……![がくり、その場に膝をつく。血を失い過ぎた吸血種の意識は、もはや曖昧模糊となりつつあったが――…] い、いいか……、王子に調教されきったソマーリュはいらん だがな、ソマリ……てめェは見所がある ――…お前が欲しい 俺のモノに、道具に、なりやが、れ……[そこまで言うのがやっとだった。そのままその場に、*崩れ落ちて*]