シメオン。[そうして返るのは先の響き>>*10へと向け。 微かに響く苦い響き、けれどその先の言葉は未だ力に満ちる。 それを聞き、ふと笑み零れるような気配が微かに揺れた。] 分かった。では引き続き任せよう。 …───── だが、[ふと。音が零れ落ちて、その場で途切れる。 少し意外なこと、思わぬことを口にしかけたというように。]