人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


【赤】 韋駝天 ヤコブ

 お前、も――

[痛みに顔を顰めながら、半ば気合いで左腕を持ち上げる。
 叶うならばノトカーの右手を掴み捕えるため]

 墜ちろぉっ!!

[そして、自分の出せる最大限まで重量を一気に上げた。
 屋根の梁が強く軋み、やがて耐え切れぬようにべきべきと、柱を内へ傾けるようにしながら崩れていく。
 その瓦礫と粉塵の中へノトカーを引き摺りこもうとするが、負荷に耐え切れず傷口が血を噴き、掴む左手の力が弱まるのが先か*]

(*11) 2017/05/03(Wed) 01:51:32

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