黙秘、ね…まあ、俺には関係ないけどな。
[もとより何かを期待していたわけではない]
っ!
[受け止められる>>*9とは思わず、小さく驚きの声が零れた。
見ればいつの間にか流れた血がそれを止めるかに硬化していて、相手がよろめくのに一度剣を引いて]
なるほど、ガードも可能なわけか、あんたの血は。
ほんと、厄介そうだなぁ……
[と言いつつ様子を探る。古傷が近かったが故に流血させることで防いだのだろうと思う。
ならば他の場所か、或いは、複数を同時に狙うか]
しっかし、こういう所にいそうな人に見えないけどなぁ、あんた。
[貴人、と言う二つ名と、この場において尚丁寧な物言いに、素直な感想を述べて。
その間にも、左手に風を呼ぶ。どこを狙うべきか探るように見つめながら*]