[お菓子の家に近付けぬ白い狼は、少女に声を掛けられて>>+3鼻先を押し付けて小さく喉を鳴らした。締め出されたのではなく、待っているのだと喋れない代わりにふわりとした毛皮を押し付けて。彼女は締め出されたのなら、暫く一緒にいようと足元に行儀よく座り時折頬を摺り寄せた]