[凛とした宣言>>*9を受け、杖が地面を打つ。
揺れる大地、怪力ではないね。それはすなわち]
生憎と、抱擁は美女からと決めているんだ。
美しき樹かもしれないが温もりがたりないね。
[そのままさらに棒を旋回させて、布のついてない側が地面を這わせるように動くと、自身にせまる脅威を防ぐように焔が生まれ出て、地面を突き破る木の根を焦がしてしまう。
そのままはためように布が広がり]
ふっ!
[息を吐き出し、旗の形となった長柄の棒を横に振るい、団扇のようにして風を生み出し、焦がされて炭化した根が炭化した粉状となり視界を遮るように巫女へと降りかかるように舞い散り]
こんな場所で使うのはどうもね。
[火事となりたくはないものだ。だから利用しておこう。と、腰の黒いオブジェを手に取り、大気に熱が生まれる。その熱は粉状に飛び散ったものに伝播して赤い閃光となり、小さな破裂がいくつも生まれた*]