/*多い?なんか、書いてたら長くなったんだよ。気にすんな
そして面倒だからいろいろ省略*/
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[すべての爪を剥ぎ、脚を折り、生きていられる程度に内蔵を少しだけ抉る
そうして死にたいほど痛くても死にきれないでずっと生かされる人間の、まるで殺して欲しいと言わんばかりの目
ずっとずっとそういう顔を見続けていたいが、如何せん人間は脆い
そんな目を此方に向けていられなくなるほどに弱ってしまうまで、大した時間はかからなかった]
もう死んじゃうの?
面白くなーい。つまんなーい。
はぁ………。
仕方がないなぁ。
じゃあ、もうこうやって遊ぶのには飽きたし、殺してあげるね。
[青年の左の胸辺りをそっと撫でる
まだ、少しも傷のついていない唯一の場所
人間の生を司る最も重要な臓器の一つ
そこにめがけて彼女は爪を一気に突き刺した]