―――― 魔王様、感謝致します。 ……貴方に王の資質があって良かった。[自身の不寛容と存在意義が、葛藤の主原因。 いずれ王へ仇成す者らと反発する心。 清濁を飲み込み、頭を下げるままに慈悲を受けとった。 重責に伴う決意を、知らぬまま。>>*7]