黙秘します。[問われていないのに、誰とという疑問を突っぱねた。血の針は腕を傷つけた後、すぐに抜け落ちる。それを無表情に見つめて]……。[右下からの斬撃>>*4は左腕で受けた。塞がっていたはずの傷口から再び血が溢れて硬化し、新たな傷をつけることは防いだ。但しそのまま押し返すには、少年の力は弱い。暫く歯を食いしばって耐えていたものの、やがては押し負けて、ふらりと後ろによろめいた*]