[ この世の営みの多くは ときに 明日を迎えるための ひたすらな戦いと 思う 滅びゆくものたちを ただ哀惜と郷愁の念を以て 追憶の額縁に飾りたてることをせず 悔恨と憐憫に 溺れることもなく 消え去るものたちがおこなった たゆまぬ闘争への敬意を つぎへの歩みと かえてゆけ]