[帰ってきた舌打ちには特別反応を示さず、“渇”かないのかという問いについて暫し考える]
そうだね……。恐らく、僕は今もまさに“渇”いている。
ただ、それを潤そうという感情がないだけで。
――とはいえ、僕の根底にあるのは生存欲。どうしようもなくなれば自然と潤そうとすることもあるだろう。
[こちらの感覚は相手にどれだけ伝わるだろうか。
その合間によく知った声>>*3>>*4>>*5を聞けば]
滅びを願う声が聞こえてくるから、僕が動くのもそう遠くはないのかもしれないけれど。
[と。付け加えれば、内なる獣も微かに反応しただろうか。**]