ボクはささやかな平和を愛するしがない画家さ。 おそらくは――きみの敵ではない。かな。[ 此方の言葉を彼女が信じてくれるかは はてさて、画家には予測がつかないけれど。 取り敢えずは両手を上げて、 敵意のないことを示して見せれば。 ] ……今はね?[ 付け加えて、ふふりと笑んだ。* ]