そうか・・・。[たどだどしく、驚きに満ちた声に何度も頷く。]どうして囁きが使えるようになったか、僕には原因が思いつけないけど。でも、何か聞きたいことがあったら、遠慮なく言ってよ。分かることなら教えるから。[優しくそう告げると、こちらからの呼びかけは一旦終わらせた。]