─ 『舞踏場』 ─[独特の空気に、ほんのわずかだけ彼女は眉を顰めて。 戦いの気配を避けることを最優先に、遠回りしながら中心部を目指して路地を抜けていく。 もう間もなくさしかかるのは、6年前、1匹の憑依体を仕留めた場所>>1:56。 まさかその妹があの水晶だと、彼女は*知る由もない*。]