[不安げな2つの聲が聴こえる。
1人はよく知った若者のの聲。
彼は声が聴こえなくなる事を不安に思っていた。
幼馴染と離れる事を何より恐れていた。
いた。……いつ?
続かない疑問の後に生まれたのはもう1つの小さな少女の聲。
神父をお兄ちゃんと呼ぶ聲>>*2に
幼い少女を思い付く]
君達の大切な人は君達を1人にしたりしないよ。
信じてあげなさい。
皆ちゃんと戻って来るから。
[白い狼は詳細を伝える事無く、心配されている3人の傍にいる。
だから気休めでしかならないかもしれないが、
大丈夫だと言う確信はあった]