[光の羽根と花弁が織りなす乱舞は幻燈の如く。けれど、容赦ない鋭さを持って、捕えた者へと牙を剥く] ……我《オレ》も、ここまで来たからには、止まるわけには行かないんでな……。 全力、ぶつけさせてもらう……![宣と共に番えた矢を放つ。それは真珠色の尾を引いて、真っ直ぐに騎士へと飛んだ。*]