舞い踊るもの、揺らめくもの。 手を取り重なり自在に舞え。[歌うように紡ぐ言霊、それに応じて舞台に刺した矢の間に真珠色の光が走る。それらが描き出すのは五芒星。舞台上に描かれた星は上へと向けて光の壁を伸ばし、それは中空でくるくると回る矢へと集約して、星型の光のドームを造り出した] ……我が力の描く幻燈の内にて。 舞い踊れ、煌風の閃![紡ぎの最後、宣のようなそれに応じるように風が唸り、それは無数の花弁や羽根を思わせる形の光の刃となって、五芒星の内で舞い踊った]