[一先ずその場は解散となり、神官長も次の事務仕事《面倒事》に取り掛かろうとする、が。それに先んじて、傍に控えていたタチアナが声を上げた。>>+6]……どうしました?[問えば返る、想いの綴り。神官長は僅かに目を細めてそれを受け止める]わかりました。あなたがそれをなしたいというのであれば、私に止める理由はありません。ただ、先ほども言った通り、人選はバルタザールに一任してあります。まずは、彼の了承を得てきなさい。[タチアナが自ら選んだ選択肢、それが拒まれるとは思わぬものの、そこは通すべき筋だから、と送り出し]