[うっとりとした眸で、既に深い眠りについてしまったローゼンの耳を舐める。シェイが眠っている頃合を見計らい、そっとほらあなへローゼンを運び込んだ。ローゼンの耳は思いの外多く食べてしまったから当分目覚めないかもしれない。寂しいだろうな、とは感じつつも、血塗れた手で触れる事は叶わぬまま、眠るシェイを一瞥し、ほらあなを出て行った**]