[出し惜しんだら勝てる相手じゃない、というのは立ち合いの中で感じていた。だからこそ、今の自分の全力を持って斬り込んだ一閃、それを最初に迎え撃ったのは投げつけられた弾丸。>>+0] そんなもん、でっ![止まるかよ、と。続けようとした言葉は、次にぶつけられたものに、途切れた] なん、つうっ……![閃を止めたのは、文字通り投げ出された相手の左腕。>>+1予想外の出来事と強い衝撃に、手から『龍爪』がすり抜けた]