「――その襲ってくるかもしれないあいてに、聞かせてしまうことになりま すが。 良いのです?」[ どこかから聞こえてきた声>>*1 に、傀儡は眉を顰めておりま すが、 この契約者は、それが何の声なのかはよく知っております。 少年とも少女ともつかぬ高い声は、 恐らく、この声の主たちにとっては、異質なものでしょう。]