― 世界樹へ声が届いた後 ―
[ルートヴィヒの言葉通りに入り口が到着すれば、
慣れたもので、もう何度目かの通信を言霊石に乗せる。>>3:235]
聞こえるかな、ばるたくん、ちあちゃん。
こちらに『路』が現れた。
もう一度共振、頼んでいいかな。
[バルタザールの応答があれば、
もしも出来るなら再びタチアナの力も借りたい旨、伝える。
針に糸を通すような作業だ。たとえその針穴がどんなに大きかろうと、慎重に慎重を重ねてもまだ足りない。]
―――こっちは準備が出来てる。
[彼らが応じてくれるならば、やがて、路は繋がって**]